久々に後輩イケメン2人とアウトレットへ行ってきました!
いつもとは違う空間で、たくさんのショップを見れるのはワクワクしますね:)
安いものや、正規店では売り切れていたもの、掘り出し物や珍しいものがあるアウトレット。
そんなアウトレットについて、卒論を書いたことを思い出しました!
『なぜ、アウトレットモールに業績の差が生まれるのか』
日本には、三菱地所・サイモン株式会社が運営するプレミアムアウトレットと三井不動産が運営する三井アウトレットパークがアウトレットの大半を占めています。
当時、売上の差はかなりひらいていました。
同じ様なブランド、同じ様な価格、同じ様な商品を展開していたのに。
立地や店舗の作り、どこから来ているのかナンバープレートを調べたりと3ヶ月でかなりの回数アウトレットに行ったことを覚えています。
パコ・アンダーヒル氏の理論から考えると、買う条件が同じであれば、同じ様な売上になる事を仮説に、店に入るまでが勝負であり、その人数の違いが売上の違いだという仮説を検証することに至りました。
三井アウトレットパークは、1店舗あたりの面積が小さい店舗が多く、外から何が置いてあるのか見やすい作りになっています。一方、プレミアムアウトレットは、敷地が広いことから、1店舗あたりの面積が大きく、かつ、売上の高いであろう店舗は、揃って、壁紙や、仕切りで外から中が把握し難い作りとなっていたのです。面積が大きい為、そうなった可能性もあります。
そこで、人間の行動原理、心理から『不確実性』というキーワードに辿り着き、論文としました!
アルバート・ハーシュマン氏は、
『計画の前途にそびえ立つ困難、障害のすべてをあらかじめ知っていたなら躊躇してしまい、誰もそのような計画には着手しないだろう。
必要な計画を実行に移さねばならないとき、困難を事前に知ることは不幸なことだとも言える。最初から困難がわかっていたとしたら、人は何事にも着手しない。起こりうる諸問題を過小評価するからこそ、人は未知のプロジェクトに図らずも挑戦してしまうのである。』
と言っています。
不確実性があるからこそ、人は行動の一歩を踏み出すのです!
買い物も出来て楽しかった:)