『バンクシー作品らしきネズミの絵』
港区の防潮扉の一部に描かれていたものである。
バンクシー本人が描いたものなのか、それとも偽物なのか。
公共物への落書きは決して容認できるものではありませんが、一方でこの絵を見てみたいという声もあり、依然として世間の関心も高いことから都庁で一般公開してくれている。
本物だとしたら、貴重であり、偽物だとしても、本物かもしれないというワクワク感や夢がある。
公共物への落書きは、犯罪でありながら、アートとして公開してくれる東京都は素晴らしい。
良いものは、良い。悪いものは、悪い。勿論、善悪は、あるかもしれないが、世界的に関心の高いアートを多くの人が喜ぶ形で観れる環境を提供して頂ける。ありがたい。
このアートを観てみんな何を思うのだろう。
バンクシーは、何を思ってこれを描いたのだろう。
観た人も、バンクシーにもそれぞれ考えや思いがある。
答えの無いこういう時間が人生を豊かにする。
そんな気がする。
Banksy : イギリスを拠点とする匿名のストリートアーティスト。