『僕は、大学2年生まで本を読まない人間でした。』
活字を読むのが嫌いだった為、本らしい本は読んだことがありませんでした。記憶にある読んだ分厚い本は、コロコロコミックくらいです。
そんな僕は、21歳のとき、恩師と出会い本の大切さを知りました。
きっかけは、『何も知らない自分に気づいたこと』でした。
それは、僕にとってとても恥ずかしいことでした。
それから僕は、本屋に行く様になり、活字を読む様になりましたが、全然本を読んでいなかった為、読むスピードはかなり遅いです。
こんな記事が、2月27日の日経新聞にありました。
大学2年生の僕ですね。
では、『本』を読むと何がいいのか。読んで何がよかったのか。をまとめてみました。
•経験しなくても知識になる
本は、著者が、何年も何十年も調査や経験したことをまとめたものが多く、それを経験しなくても瞬時に疑似体験することが出来る。書かれた時点での結果を経験無しに知ることが出来る。
•失敗をせずに、成功法(その時点での最先端の応え)を知ることが出来る
様々な分野において、自ら失敗せずに、最短で最先端の応えにたどり着くことが出来る。
『答え』ではなく、『応え』にしているのは、現時点で最適に応じることが出来るという意味である。未来になれば、それは間違っている可能性もある。
•気づきが発生し、視野が広がる
自分の知らなかった世界に気がつき、見えている景色が広がる。そして、物事の考え方のパターンが増え、思考力もアップさせることが出来る。
こんな記事も、3月26日の日経新聞新聞にありました。
日経新聞は、多くが社会人に読まれています。
読んでいる大人が今になって気づくのです。
「あの時、読書をしていれば。。。」と。
続けて、同じ日の日経新聞にこんな記事もありました。
池上彰氏も読書で仕事を支えれたと 書いてあります。
社会人になると、知らないより知っていた方が良いと思うことは多くあります。
無駄かもしれないと思うことも、いつかどこかでその時は、『点』だったことが、『線』になって繋がることがあります。
来週には、2018年の新入社員が企業で新しい生活をスタートさせます。
明治安田生命の調査によると、2018年入社の新入社員が、求めていることは下記です。
男性:安定した会社・仕事
女性:やりがいのある仕事
残念ながら、安定した会社・仕事はありません。いつ会社がなくなるか分からない時代です。やりがいのある仕事はモチベーション高く良いと思われます。ただ、こんなはずじゃなかったと感じる可能性もあります。
「じゃあどうすればいいの?」
と思うかもしれませんが、それは、自分を成長させ、いつ会社がなくなっても、大丈夫な人間になり、常にやりたいことを見つけ、全力でやるやりがいのあることを生み出す他ないのです。
働く前から不安になることを書いているかもしれませんが、これは事実です。
しかし、諦める必要もないですし、これからの未来の方が長いので何とでもなります。
僕は、働いて感じたことを書いていますが、22歳のときの思考より確実にアップしています。それをこの時点で気づけたならば、皆さんは、全然遅くないと思います。
今回は、『なぜ本を読むのか』にフォーカスし書いてみました。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』と言う様な言葉があります。
勿論、経験は重要ですが、それだけでは、遅すぎます。経験しないと分からない、経験の仕方が間違っていたら、、、
視野を広く、色んなことを知ってみる。
知っているつもりにならず、自分が知らないことを知る。
『無知の知』です!!
やり直すのに年齢は関係ありません!!
『書を持って街へ出よ!!』